白血病闘病記

急性骨髄性白血病(M0)を患った大学生です。※2015年3月無事卒業できました!

発覚まで(1)

2012年の一年間私は中国の上海で留学をしていました。一月初旬、一年間の期間を終えて日本の大学が始める四月まで時間があったため旅行の出ることを決意。一月中旬から中国国内の旅行に一人で出かけました。
 
行き先はというと
湖南省張家界(日本ではあまり知られてないけど、アバターがモデルとなった地で有名です)
を始めとし洛陽、鄭州、北京、哈爾濱。
しかし中国の大気汚染のせいか、洛陽あたりで喉がやられ、北京で完全に風を引き、それでも最終地の哈爾濱では友達と待ち合わせしているため合流し、零下30度の中観光しました。今までに体験したことのない寒さでした。
 
 
この時はただ風引いたとしか考えておらず、上海に戻り日系病院で診察してもらっても血液検査等はしなかったため、ウイルス性の胃腸炎と風邪だと言われただけで漢方薬やいろんな薬、計6種類を処方され帰りました。
その時点で帰国すればよかったものの、一月末に今度はヨーロッパに旅行に行きました。
 
 
約一ヶ月かけて友人と五カ国いろんな都市をを回るというハードスケジュールをこなして、三月一日に本帰国。東京で母と待ち合わせしては、東京で四月から住むアパートを契約し実家に帰りました。
旅行の間だるさや気持ち悪さなどを少々感じていたものの、ただの疲れによるものだとしか思っておらず気には留めておりませんでした。しかしちょうど二月の初旬から肩に経験したことのない鋭い痛みを感じ始め腕を肩から上に挙げらられなくなっており、また一月中旬からの風邪が治り切らず、体に不調があるのは確かだと思っておりました。